先日東急ハンズで、家庭用シュレッダーを購入しました。
以前から買おう買おうと思いつつ、しかし理想の品がなかなかなく、意外とお値がはるので今まで思いとどまっていたのです。理想その1:手動式であること
理想その2:場所を取らないこと
理想その3:2,000円以下であること
…まあ所詮「あると便利」なものは「なくても平気」と変換することができるわけで。
で、ちょうど『ハンズメッセ』というセール期間ということもあり、立ち寄ってみたところ、ちょうどわたくしの探していたお品が山積みになっていたのでした。
手動式、駆動部分のみでダストBOXなし、ゴミ箱に乗せて使用するので場所も取らない、しかも価格が2,000円未満。…ええと、いくらでしたっけ、たしか1,800円かそこら…
あっ。そういえば、
購入後最初にシュレッダーにかけたのは、
シュレッダーを買った東急ハンズのレシートでした。
…めそめそ。
昨日の話。
朝8時10分に家を出なければいけないのに、
目が覚めたら8時ジャストでした。しえええええええ!!!!!
…こういう「何とかすれば間に合う」という状態が一番焦るんですね。
どうあがいても間に合わない、と云うことであれば、逆に笑ってしまうんですけど。さて。
とりあえず10分はあるので、顔を洗って着替え、冷たいほうじ茶を一気飲み。まともな食事なんぞ取れるはずはないが、何も入れないと脳が機能しない。何かないか何か。
脳の為の栄養として糖分。
手っ取り早い燃料の油分。
不足するとイライラしちゃうカルシウム。
噛むことで脳もすっきり。これだあああ!!
袋を引き破り、一握り程を手に取って、一気に口に押し込んだ。
ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり
ぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼりぼり口中に広がるいりこの風味とアーモンドの食感。
胡麻の香りとみりんの甘味。
それをほうじ茶でゆすいで飲み込み、さあ後は脇目もふらずに出発するのみ。確かに目は覚めたけど、
…口の中、ずたずたー。
某メーカーの、修理受付部門で働いている知人から聞いたお話。
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その1
中年男性客からの小型石油給湯機の修理依頼受付。
故障状況、お客様の氏名、住所、その他必要事項を確認、ここまでは順調でした。
購入後かなり経っている為、知人が料金についての説明を始めた途端、状況が一変したのです。「まだ買うて6年しか使うとらんのに、金取るんか!!」
「ええ、保証期間も過ぎていますし…」
「普通に使うとってめげとんで。おかしいじゃないか。不良品じゃろうがどう考えても!!」
「…6年も経過しますと、どうしても燃焼部分の部品など弱ってきますから…」
「ほうか、分かった。『○○(メーカー名)は買うな』いうて皆に言うてやるけえ」−−がしゃん。
…「6年」も「普通に使って」おいて、今さら不良品も何もないでしょう。素人考えですが、火を使う製品の寿命って、たかが知れてると思うんですけど。
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その2
いきなり「ある製品の部品が欲しいので送ってくれ」という中年男性。部品の直売はおこなっていない為、知人が丁寧にアドバイスしました。「こちらから部品をお送りする事は出来ませんので、お近くの取扱い店を御案内致します」
「近くの店にないけえ、ここに電話しよるんじゃろうが、分からんのかこららららー(←巻舌)!!」
「…いえあの、ですから部品の取扱い店を御案内致しますので」
「なーいー言うとんじゃ、何べんも言わすなおららららー(←巻舌)!!」
「…?」
「部品送れー言うたらさっさと送れー!!そげな事も出来んのか○○(メーカー名)は!?つまらんのう。もうええわい、○○はつまらんゆうて、色んなとこに出してやるけえ。もうええ!!」
「え??あ、あの、よろしいんですか?部品は…」−−がしゃん。
…せっかく、部品売ってるお店を案内しようとしてるのに、どう言う事なんでしょう。「近くの店」ってのがどこにあるのか知りませんが、1軒で諦めるってのは。
知人によると、特にここ最近こういう不条理な怒り方をするケースが増えているらしいのです。いや、怒る、と云うのとは違いますね。そう、まさに『キレる』ってやつです。しかも多いのが中年男性。声の感じから、50〜60代のおっさんがほとんど。ええ歳こいたおっさんが、電話の向こうのおねいさん相手に
「皆に言うてやる!」
「色んなとこに出してやる!」
「せんせぇに言うてやる!!」みたいな事を言っているわけですよ。『クレームをつける』のと『ケチをつける』のとは違うんです。押し通せばどうにかなるとでも思っているのか。ようするにキレたもん勝ち。
変だ。絶対何か変だ。マスコミは何故取り上げないのか 『キレる50代』…そりゃ、誰も見たくないからですね。
それにしても、
「何べんも言わすなおららららー(←巻舌)!!」
と言われた時に、一度でいいから
「あらやだ怒っちゃったー!怖いこわーい♪」
なーんて言えたらどんなに気持ちいいでしょうね。
歴史的大惨事が起きる度、
より衝撃的な映像を求めるメディアと、
どこかでそれを期待している自分に、
吐き気がする。
「ワクワクする」とか
「映画みたい」とか
「宣戦布告だ」とか言う前に、
あの飛行機の中に、
崩れ落ちるビルの中に、
あるいは内戦の続く国に、
キノコ雲の下に、
おびただしい数の『普通の人』たちがいる事を、
想像してみるべきだ。
Yahoo!掲示板の『対米全面テロ』カテゴリを無駄なコメントで荒らしている皆様へ。
巨大なビルが粉塵を巻き上げながら倒れていく中、逃げまどう人々の中に、カメラマンと一緒に走りながら懸命に実況を続ける記者がいました。
「大変な事が起きました!!たった今ビルが崩壊致しました。『逃げろ!逃げろ!』という声が聞こえています!!まるで 蜂の子を散らすような騒ぎで、皆一斉に逃げ出しています!!」
…蜂の子は、自力では動けないよね。
…『蜘蛛の子を散らすような』と 『蜂の巣をつついたような』が合体してるね。
というツッコミを入れていたら、夫に、
「こんな時ぐらい大目に見てやれ」と怒られた。
…すみません、ぎりぎりで不謹慎ですね。
『ミッフィー』という、うさぎのキャラクターをご存知の方も多いと思います。
…ちなみに、こんなんです。
※ナインチェ・ブラウス=ミッフィーの本場オランダでの呼び名
さてこのミッフィー。見た目に反して歴史は古く、最初に登場したのは1950年代。わたくしも保育園児の頃、『めばえ』か『よいこ』あたりの幼児雑誌で見た覚えがあります。
しかも、当時は『ミッフィー』でなく、『ムスティ』と呼ばれていました。その後しばらく見ないうちに『ミッフィー』と名前が変わっていたため、不思議に思ったものです。
…もしかして、『ミッフィー』が正式名称だったのか、日本の幼児に『ミッフィー』は発音しづらいために、仮の名前をつけていたのかも。いや、ちょっと待て。昔はもっと耳が長かったような気がする(注:実際、1960〜70年頃のミッフィーは今より耳が長かった)。
ということは、今のは別キャラか?独りで憶測を巡らせている中、しかし一番の疑問は、『ミッフィー』が昔は『ムスティ』という名前だったことをだれも知らないと云う事実でした。しっくり来ないまま10年くらい放ったらかしにしていたのですが、昨日、思い立って調べてみたのです。
検索エンジンで『ムスティ』を入力。…あったのです『ムスティ』。そして調査の結果得た事実。
…猫じゃねえかムスティ。
確かに当時見た覚えがありますムスティ。で、同じ頃にミッフィー(60年代耳長版)も見ています。さらに調べてみると、日本で最初に出版されたミッフィーの絵本には、確かに今とは違う名前がついているのでした。その名も、
『うさこちゃん』。
…つまり。
1:昔は『ミッフィー』という呼び名ではなかった
2:『ミッフィー』は昔もっと耳が長かった
3:同じ時代に『ムスティ』というキャラがいたという点では間違っていないのですが、なんかどっかでわやわやにインプットされていたのですね。
さすが幼児。
なお、『ムスティ』をご存知ない方はこちらをごらん下さい。