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2002年1月1日

唱歌『一月一日』より。






年のはじめの 羽千歳(はねちとせ)

同じなきよの めでたさよ

松茸食べて 蚊を落とし

昨日今日こそ 楽しけれ






…今の今まで1行たりともマトモに覚えていなかった
このわたくしの上にも、等しく新年はやって来るのですね。






あけましておめでとうございます。


2002年1月5日

唱歌『スキー』より。






山はしろがね 朝日を浴びて

滑るスキーの 風きる速さ

怪獣退治に 使命をかけて

燃える街に あとわずか

とどろく叫びを 耳にして

帰ってきたぞ 帰ってきたぞ ウルトラマン






…後半知らないんです。
ごめんなさい時雨音羽さん
(←『スキー』作詞者)


2002年1月7日

七草です。
七草がゆ用の雑草詰め合せセットが、スーパーで数百円で売られているのを見る度に、 本当にこの国でワールドカップがあるのかしら と、考えずにはいられないのですが。

さて、これから御紹介しますのは、約10年前にわたくしが七草がゆについて書いた文章です。






七草がゆに思ふ

せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
すずな すずしろ これぞ七草

 …誰が詠んだのかは知らぬが、とにかく七草である。あまりに語呂がいいとゆーか何とゆーか、最後の二つなんて 「かぶに大根」でも同じなんだが、それでは優雅ではないと思ったのだろうか宮中の人は。
 何にせよ、正月三が日に飲んだり食ったりして酷使した胃腸をいたわりませう、というのが理由らしいが、そんなのはごく一部の裕福なお方々だけなはずで、一年中七草みたいなのを食っていた農民にとってはどーでもいい話ではないのか。
 なんてことを思いつつ、会社帰りにスーパーで白粥と「七草セット」などと云う、人を小馬鹿にしたようなものを買ってみた。
『鳥取県大栄町特産』というのが笑える。ぺんぺん草やおみなえしの特産地にされてしまった大栄町民の心境や如何に。
 それにしても高い。50グラムあるかないかの雑草七点セット350円也。せりとほとけのざなんて枯れかかっている。一緒に買った白粥が250グラム138円だから、大栄町は大したぼったくりである。
 帰って早速、ひとり用の小さな土鍋で粥を温め、茹でた七草を小さくちぎって入れ、ついでに蛋白質補給のため玉子をひとつ落とした。わざわざ土鍋を使ったのは、雰囲気を出すとか云うよりも、そのまま食べれるからと云うのが正直な理由である。
 …しかし
おいしくない 。いくらこのうち4つが緑黄色野菜だとはいえ、しょせんは雑草なのだからしょーがない。確かに胃腸にはいいようだなーとか思いながられんげを置いた次第であった。


追記:さすがにお粥は消化がよろしいようで、一時間もするとお腹がすいちゃったので、先ほどお粥を温めた土鍋で、ラーメンを作ってしまいました。胃腸にいーわけないよねっ♪

1993.1.7.






…文体が全く進歩してないよねっ♪


2002年1月12日

年末年始の風物詩としてもはや定着しております、集団珍走 (→珍走団とお呼び!!参照)
年が明けるや否や、寒風吹きすさぶ道を数百m、場合によっては数kmにも渡って、 『すてきなおーとばい』『いかすじどうしゃ』 でのろのろと行列をなし、みんなで神社に集まってお参りをする、というものです。

…え、お参りじゃないんですか。
じゃあ何をするんでしょう。

マスゲームとか?






ところで。
同じくこれに附随して風物詩になっているのが、各メディアの珍走団取り締まりのニュース です。
何人参加したとか、何台走ったとか、何人検挙されたとかが、三が日の間に全国ニュース、地域ニュースを問わず報道されていました。

でも、珍走団の中には、TVに映るのが目的の方もいらっしゃるでしょう。そういう方々に向かってマイクを向け、 「こんな事して楽しいの?」と聞くのもどうでしょう。…こういうのに限って、珍走団に市民が巻き込まれた時には、遺族の方々に向かって、 「今どんなお気持ちですか?」って言ってたりするんでしょうね(憶測)

それはそうと、今年の珍走団関連ニュース。

「年末年始の暴走行為 参加人数や台数は前年比で大幅減」 (毎日新聞)

警察庁の発表では、様々な取り締まりの強化が功を奏した、ということですけど。






単に少子化の影響で絶対数が減っただけなのでは?

…というツッコミは御法度なのでしょうか。


2002年1月15日

『午後は○○ おもいッきりテレビ』

オープニングトークより、みのもんたとゲストの陣内貴美子の会話。






みの 「バドミントンのあの羽根ね。…あ、シャトルっていうんですか。あれって凄いスピードなんですよね。陣内さん、あれってだいたいどのくらいの速さなんですか?」

陣内 「300kmです。」

みの 「300km!!。ねえ、凄いでしょ。ぱぁんと打ったのが300kmの速度で飛ぶんだって。…ええと、これってもちろん時速ですよね。」

陣内 「いえ、初速が300km で、その後スピードが落ちていきますから。」

みの 「…いや…、だから300kmっていうのは 時速300km っていう事でしょ?」

陣内時速じゃなくて初速です!! 速いのは打った瞬間だけなんですよ!!」

みの 「…。」






…さあ、間違ってるのはどっち?


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