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2003年1月8日

曙戦、紅白を一時上回る 大みそかの瞬間視聴率

昨年大みそか放送のTBS系「K−1プレミアム2003」の元横綱曙対ボブ・サップ戦の瞬間視聴率が、同時間帯の第54回NHK紅白歌合戦を一時上回ったことが5日、ビデオリサーチなどの調べで分かった。
 ビデオリサーチやTBSによると、「K−1」は関東地区で瞬間視聴率が曙戦開始直後の午後11時に38・7%となり、紅白の37・8%を抜いた。その後、試合終了直後まで4分間にわたり紅白を上回った。関西地区では3分間、名古屋地区では2分間上回った。
 曙戦の瞬間最高視聴率は関東地区で午後11時2分の43・0%。関西地区では同3分に38・9%を記録した。
 番組の平均視聴率は、関東地区で「K−1」が19・5%、紅白が第1部35・5%、第2部45・9%だった。(共同通信)



…まあ、さもありなんて感じですね。
もちろん視聴率だけで全てを判断するべきではありません。
「最近の紅白は視聴率のことばかりで、お客さんが本当に何を聴きたいのかを考えていない」歴代最低視聴率を更新した一昨年の紅白歌合戦の後、北島三郎が言ったという一言ですが、まさにその通りでしょう。
視聴率なんて、TVを食い入るように見ていようが、BGM代わりにたれ流していようが関係ありません。その間視聴者がちゃんと見ているか、聴いているかが大事なのです。

…さて我々の大晦日。K-1とPRIDEのはしごで、ぐったりでした。
ま、K-1の方は、短時間決着が予想される「曙VSサップ」を見逃さないように、ピンポイントでチャンネル確認するくらいで、大半はPRIDE見てました。面白い取り組みも多かったし(「取り組み」とは言わんか)。
「吉田VSホイス」など、夫と2人で息止めて足踏ん張って見てたので、終わった時にはへとへとでした。
23時頃にようやくお目当ての「曙VSサップ」。予想通りあっという間に終わりましたけど、「これ見逃してたら、気分悪いだろうなあ」というくらい、見ごたえのある取り組みだったと思います(「取り組み」とは言わんか)。
出来れば立ち会いで(「立ち会い」とも言わんか)、相撲とアメフトのぶちかましが見たかったなあ、という気はしましたが、でもあれだけぼこぼこになっても、一歩も下がらなかったのはさすが相撲、といった感がありました。
…後は「桜庭VS違う方のノゲイラ」を見て、紅白の終わったNHKで「ゆく年くる年」を見ながら、そばをすすって年越し、といったところで、


猪木、かやの外。


2003年1月20日

ふと思う。
「Cocco」と「さかなクン」はなぜああも瓜二つなのか。

それはきっと、ふたりがヒトではなく「サカナの化身」だからなのだろう。


2004年1月24日

大相撲初場所十四日目。
幕の内の琴龍・武雄山戦を見ていた時の事。
土俵際もつれた末、琴龍が武雄山の左のかいなを抱え、「とったり」のような状態で2人ほぼ同時に土俵の外へ。
行司軍配は東・琴龍。
すかさず審判部からの物言いが入りました。
数十秒間の協議が終わり、九重審判部副部長がマイクを握りました。

『ただ今の協議について説明します。
行司軍配は東・琴龍に上がりましたが、琴龍の体が先に落ちており、行司差し違えで、
……ええと何だっけ。……ぶ、武雄山の勝ちと決定致しました』



その4番後、出島・海鵬戦。
早い展開で、2人ほぼ同時に土俵の外へ。
行司軍配は西・海鵬。
すかさず審判部からの物言いが入りました。
数十秒間の協議が終わり、九重審判部副部長がマイクを握りました。

『ただ今の協議について説明します。
行司軍配通り、海鵬の勝ちと決定致しました



日本相撲協会に提案。
千代の富士の栄光がどんどん崩れていってしまうので、今後九重親方に喋らせるのはやめて下さい。

…それとも何?いぢめ?


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