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2005年8月1日

泥酔してどんなに眠くても、どんなに気持ちが悪くても、どんなに前後不覚に陥っても、コンタクトレンズをきちんと外してきちんと洗ってきちんと左右間違えずケースにしまってある不思議。
いとをかし。


2005年8月27日

最近は買い物袋を持ってスーパーに行くのがごく普通になってきたように思う。
「袋は要りません」を言うタイミングなんかも、店によってまちまちで、いつの間にかかごの上にレジ袋が!!と云う早業をくり出すレジ係がいたりして、それはそれで断わりゃ良いだけの話。
行きつけのスーパーの馴染みのレジ係さんなんかは「袋…はよろしいですね」と言ってくれるので大変楽だ。
しかしやはり「袋は要りません」を言うことが煩わしいと思う人が多いのか、最近レジに「袋要りませんカード」なるモノを用意しているスーパーが現れた。商品の入ったかごをレジに置き、その中にこの「袋要りませんカード」を入れておけば、不要なレジ袋を混入される心配もなく、勘定を済ませることができると云う訳だ。味気ないが確かに便利ではある。
ところで先日立ち寄ったスーパーで「袋要りませんカード」を入れていたら「袋はお持ちですかー?」と念を押された。
「持っとるけえこのカード入れたんじゃろうがゴルア」と言うこともなく。ええまあ、ここに、と肩に掛けたトートを示したが、一体どう云うことなのか。「袋はお持ちですかー?」と聞いて「ありません」と答える人はいるのか。商品バラのままよっこらしょと抱えて帰るのだろうか。段ボール箱に入れて帰る人もいるから、そういう意味だろうか。
どっちにせよ「袋はお持ちですかー?」は余計な質問だと思う。
さて。
近所で所用を済ませ、ついでだったので最寄りのスーパーに入った。普段あまり使わない店だが、ここにも「袋要りませんカード」が設置してあった。
バッグはあるので当然カードをかごに入れる。
「1,268円でーす」「はーい」
千円札を出し、小銭を探している時に手元でガサガサと音がした。
レジ袋である。
「袋要りませんカード」を提示したのにも関わらずレジ袋が口を開いて待っていた。
「いらんちゅーとろうがゴルア」と言うこともなく、あのー、袋は要りませんので、と丁重にお断りした。
何かこう…、もっといい方法はないものですかね。


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