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2007年2月12日

10代20代の頃。
コンサートやライブを観に行くのが楽しくて楽しくて。拍手という拍手、手拍子という手拍子、もう力一杯叩いていた。アンコールなんかはもう大変で、真面目に手拍子しなきゃ出て来てくれないよと本気で思っていた。
そんなだから、家に帰って手のひらを見ると、内出血で黒ずんでいたりしたものだ。それは半ば、というかほとんど義務というか脅迫に近い感じで、楽しかったけどしんどくて、でもやはり楽しかった。

そして今。拍手や手拍子を、無理なく軽い気持ちで出来るようになり、アンコールの時は「自分ひとりくらい、無理して叩かなくても大丈夫」と思っている自分がそこにいた。
もちろんうつ病になって、無理をしないように心がけているから、ってこともあるのだろうけど。
おとなになっちゃったのかなあ。
何かせつないなあ。


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