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2008年10月25日

綱締め
市民球場野球観戦の先月に続いて、広島県立総合体育館へ大相撲秋巡業を見に行った。
実は小学生の時の社会見学で、たまたま来ていた巡業を見た記憶がおぼろげにあるのだが、当時は相撲には全く興味がなく、「相撲なのに何であの人たちは馬跳びをしているのだろう?」くらいにしか思っていなかった(それは初っ切りだ)。そんなわけで、生の相撲観戦はほぼ初めてといって良いであろう。
午前8時開場という、通常のスポーツ観戦では考えられない時間割だが、頑張って早起きして会場に向かった。
こんな早い時間から握手・サイン会と、ファンサービスに余念のない北桜・豊桜両関取(広島出身)。行列に並んで握手とサインをしてもらい、「お腹さわらしてもらってもいいですか?」というアホなリクエストにも、笑って快く応じてもらえた。想像を絶する弾力。筋肉とも脂肪とも違う感覚。「第三の肉」と命名。
会場はお客もまだまばら。土俵の上では公開稽古、客席の周りの通路でも、お相撲さんたちが場所を作って思い思いに「山稽古」をしている。
後ろで海鵬が四股を踏んでる。TVで見るより男前だなあ。
向こうには皇司が。
小走りに高見盛がやってくる。
えらいかっこいいおじさんがいると思ったら陸奥親方(元大関霧島)!
どこを見ても、TVでしか見た事なかったお相撲さん。
場内に充満する鬢付け油の甘い香り。
ハァハァ。
嬉しくて楽しくて、来たばっかりなのにもうどうかなっちゃいそうである。
公開稽古の後はちびっ子相撲。白鵬の脚よりずっと細いお子が二人掛かりで向かって行き、あっさりまわしをつかまれてくるくると振り回されている。TVでもよく見かける光景だが、思った以上に楽しい。何よりお相撲さんたちが楽しそう。
土俵が掃き清められ、序二段からの取組。まだまだ体の出来ていない若い兄ちゃんの取組から、三段目、幕下と進むにつれ、がっしりとした「力士」が登場してくる。
お昼、お弁当をつつきながら初っ切り、相撲甚句。
その後いよいよ十両土俵入り。山本山は本当にでかかった。この頃には客席はほぼ満員。館内に熱気が充満している。
十両取組の合間に横綱綱締め実演。さっきまでにこにこしていた横綱に、神様が降りてくる瞬間。美しいなあ。
そして幕内土俵入りと横綱土俵入り。一斉にカメラ付き携帯の手を伸ばすお客。
本場所ほどの緊迫感はないとはいえ、立ち合いのスピードはやはり十両以下と全然違う。
すごいすごい。
我を忘れてごひいき力士の名を次々叫ぶわたくし。
結びの一番も無事終わり、弓取りの華麗な技を見て、打ち出しが午後3時。
大変楽しかった。これはやはりその場にいないと分からない。
欲を言うなら枡席狭すぎ。もう10センチずつでいいから拡げてほしいと思った。
何だか本場所が見たくなってしまった。どうしようかな九州。お金ないけど。


2008年10月30日

モスバーガーのロゴ入りTシャツを着たお兄ちゃんが、交差点前で何かを配っていた。
もしかしてモスのクーポン?と思い、わくわくして近づいてみたら、サラ金のティッシュだった。

ティッシュ配りするのにユニクロの企業コラボTシャツ着てるんじゃねえ!!


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