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2010年10月3日

朝青龍が断髪式を終えた。
ちなみに昨日は同じ国技館で千代大海が、さらに一昨日は都内のホテルで広島出身の北桜が断髪式。立て続けに3人の個性的な力士が土俵生活に別れを告げてしまった。何ともさみしい限り。

さみしいので九州場所のチケットを取った。

ので11月。博多にちょっくら行って来ます。魁皇コール凄そうだな。


2010年10月4日

この日記を読んで下さる方の多くが、Wikipediaをお使いであろうと思う。
Web百科事典とも呼ばれ、誰でも自由に閲覧・作成・編集が出来るシステムである。大抵の事柄はこれで確認することが出来てしまい、多くの場合概ね正しい内容が記載されているため、何となく「Wikipediaに書いてあるから間違いない!」と思い込んで、Wikipediaの文章をまるごとコピペして論文を作成するあんぽんたんが世界中にいるそうだがそこはそれ。
各項目の一言一句は世界の何処かに住んでいるごくフツーの人が書いている訳で、よく見たら文章が稚拙だったり誤字があったり、たまに間違いや悪意のある書き換えがあったりもするのだ(例:2009年10月2日のマハトマ・ガンディーのページ)。
それも踏まえて「Wikipediaを鵜呑みにしない」というのが鉄則だが、なかなかそうもいかないのが現実らしい。

今日たまたま出くわした事例。
とある団体のマスコットキャラクターがあるのだが、そのデザイナーとして全く別人の名前がweb上で広まっている、という事をたまたまTwitterで見かけたのである。
その方が指摘しているのが某質問サイトで、「○○の作者は誰ですか?」という質問に「△△(別人)です」という自信たっぷりな間違い回答が書かれているページなのだが、これが困った事に検索エンジンで検索した場合に高確率でヒットしてしまうらしいのだ。
かくしてこれを元に多くの個人サイトやらで「○○の作者は△△(別人)」という誤った情報が一人歩きしているというものだった。
絵柄を見れば作者が違う事は一目瞭然なのだが、みんな信じちゃうのかなあと思い、ふと思い立ってWikipediaのその項目を調べたところ、まさにその「○○の作者は△△」なんて情報が堂々と記載されていたからぶったまげた。
Twitterにその事を書き込んでから早速Wikipediaに修正依頼をかけようとヘルプを開いたのだが「自分で直して下さい」てなあっさりした回答。
そうか自分で修正出来るんだ。アカウント作らなきゃ。
でも面倒なんじゃないのかな?書いた文章に責任が発生する訳だから、氏名住所電話番号性別職業メルアド趣味その他諸々登録するんだろうなあと思いアカウント作成のページを開いてびっくり。入力する項目は『画面に表示されている画像の単語』『名前(本名でなくて良い)』『パスワード』『メールアドレス(任意)』。
……ゑゑゑゑゑゑ!こんな簡単なんでええのん?
さすがにちょっと唖然としてしまった。
とりあえず登録し、メール認証を受けてから早速該当項目の修正画面へ。
こ・れ・が・また、ブログにコメントを入力する並みに単純な構造。間違った部分を書き換えて登録、ページを再読み込みすると既に修正されている。終わり。
ここここここんだけ!?何かちょっと簡単過ぎて恐ろしくなって来た。
本当にちょちょっとやれば書き換えられちゃうのである。しかも一般の人にはいつ誰が書き換えたのかすら分からない。
うわわわわ怖え!!!

ほんとにねえ、鵜呑みにしちゃいけないってのはこの事ですよ。何なら試しにアカウント作ってみたらいい。ちょっと今回肝に命じてみました。

ちなみに、多分今もどっかのサイトに書かれていると思うのだが、日本相撲協会のマスコットキャラクター「ハッキヨイ!せきトリくん」の作者は、リリー・フランキー氏じゃなくてにしづかかつゆき氏ですから、気をつけてくださいねっ!!


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