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2014年8月20日

昨夜から今朝未明にかけて続いた激しい雷雨。一夜明けて広島市安佐南区・安佐北区の一部地域で土砂災害などの甚大な被害が確認された。
※8月20日23:54現在で死者39名・行方不明者7名(※この部分は随時更新して末尾に追記します)。幸い自分の住んでいるエリアは被害はなく、昨夜も落雷で昼のようになった瞬間の写真を呑気に撮影してみたりしていたが、地図上ですぐ近くの地区での被害だけに生きた心地がしない。

さて。
仕事に行くまでの間、最新情報はラジオやネットニュース、Twitterなどで確認(TVがないので)。特にTwitterではその地域の人のリアルタイムな被害情報が確認出来るので、大変助かるのである。
のだが。
タイムラインを見ているうちに、政府や自治体の対応の初動態勢のまずさ、もともと土砂災害の起こりやすい広島の土壌と急速に広がった宅地造成、そういったものに対する対応の遅れなどがじわじわと明るみになっていくのが分かっていくのだ。
それはまあ予想していたことだし、ニュースソースとして見る分には別に構わないのだが、徐々にそれに対するさまざまな人達からの批判の声。国政に対して、県政・市政に対して、ひいてはそれらを選んだ有権者に対しての批判の声までもがツイート・リツイートで波紋のように広がっていく。

あのな。
まだ救助活動は続いていて、行方不明の人もいるのだ。リアルタイムの情報を得るのにTwitterは優れたツールであるから、我々のように無事だった地域の人間だけでなく、被災した地域の人もすがる思いで情報を検索しているのだ。避難場所や交通情報、近隣の小売店の営業状況やその他の被害状況が知りたいのであって、誰が犯人かを知りたいわけじゃない。個人のつぶやきまでどうこういうつもりはないが、せめてそれをそうだそうだと言ってリツイートで拡めるのは少しだけ待ってもらえないか。正直いって今そういうのは見たくないのだ。勘弁してくれ。
政治家もそうだ。野党のみなさんが首相を批判だの擁護だのグダグダやっているそうだが、そういうのは後でやってくれないか。今すぐにやるべきことは何なのだ。与党も野党も含めてお前ら現場なんて見てないだろうとか思ってしまうのだ。今まさに自分が被災者の立場だとしたら、泣くに泣けないわ。

ともかく、まだ被害状況は次々明らかになっているところ。
油断は出来ない。

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※8月21日19:19現在、死者39名・行方不明者26名。NHKニュースweb(魚拓。以下同じ)
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※8月21日22:00現在、死者39名・行方不明者43名。NHKニュースweb
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※8月23日10:20現在、死者42名・行方不明者43名。NHKニュースweb
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※8月23日21:15現在、死者49名・行方不明者41名。NHKニュースweb
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※8月24日18:48 土石流時速40キロほどの速さか。NHKニュースweb
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※8月25日0:09現在、死者50名・行方不明者38名。土砂災害 夜を徹して捜索へ。NHKニュースweb
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※平成26年8月豪雨による広島市の土砂災害、死者74名・行方不明者0名。Wikipedia


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