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20:忘年会の夢

職場の忘年会会場。
何か結婚披露宴会場みたいな受付があって、そこで会費を徴収するという。
会費は1,679円。端数があるのがちょっとアレなうえに「お釣りのない様にお願いします」と墨くろぐろと注意書き付き。
なに、こんなこともあろうかと、さっきダイソーへ寄って小銭を調達しているのだふははは。
笑みを浮かべながら財布を開いて千円札1枚、500円玉1枚、100円玉1枚、50円玉1枚、10円玉2枚、5円玉1枚、1円玉4枚。
コンプリート!!
余裕の表情で受付に行き「お願いします」と会費を払うおのれの手の平をちらっと見てあっと声が出た。すぐに手を引っ込めそそくさと会場の端に避難。
何か変だ。何が変なのか?何か小銭の触り心地が変だ。
もう一度確認して見る。
500円玉だと思っていた硬貨が、500ウォン玉になっているではないか。これはいかん。昔流行った自動販売機詐欺と同じではないか。さっきのダイソーでつかまされたか?くそう。あとでこらしめてやる。
財布を開けて別の500円玉に交換。これでOK。
…ではなかった。
100円玉ではなく、旧1円銀貨が混ざっている。すっげーレアもんじゃん!数千円にはなるじゃん!と興奮したが、ここで払ったら1円にしかならんだろ。だいたい使えるのかこれ?
即座に入れ替える。
50円玉が10ルピー玉になっていたがもう驚かない。
10円玉は1セント玉、5円玉は1バーツ玉、1円玉は四角い一分銀になってて、だからすげえ価値高いけどここで一分銀使えないから!
変な汗が出るのを感じつつ総入れ替えするが、替えてる端から硬貨がどんどん別のものに変わっていく。よく見たらいつの間にか千円札も板垣退助の顔が書いてある。100円だからそれ!
パニックになっている受付の向こうから、
「はい。それでは皆さん揃ったようですので、乾杯の音頭を…」
とか幹事の声が聞こえてきて揃ってねえよ!!とブチ切れたところで目が覚めた。

ちなみに「1,679円」はどこから来たのかというと、前日に支払ったダスキンの代金なのであった。


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