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2007年1月7日

「広島風お好み焼き」とか「関西風お好み焼き」とかいう言葉があるが、
言葉の持つニュアンスからすると「風」より「式」とか「型」の方がしっくり来るのではないか。
「広島式お好み焼き」あるいは「広島型お好み焼き」。
うん、何かこう、攻めて来るような感じ。
お好み焼きだけど。

というわけで今年、1人で「広島式お好み焼き」の名称を貫く事に決めたのであった。


2007年1月10日

「美智子」という名前の人が、電話などで自分の名前を説明する際、特に30〜40代より上の人の場合、
「美智子妃殿下の、みちこ」とかいう言い方を良くしているが、そんな時、
「美智子さんは妃殿下じゃなくて皇后陛下じゃろうがおばはん」
とか突っ込みたいのをぐっと押さえて「かしこまりました」とさらっと流すの。大人だから。


2007年1月12日

本日のドラッグストアでのお買い物。(→2006年12月9 日のもの言い参照

・抗菌綿棒 ×1
・脇の下のデオドラント剤 ×1
・ハンドソープ詰替え用 ×2
・歯ブラシ ×2
以上

隠すようなものは何もないはずだが、何故か全部まとめて目隠し用紙袋に入れられた。あまりにも予想外の展開だった為、紙袋を断るのも忘れてしまったほどである。
ドラッグストアWの店員M田さんへ。一体この中のどれが恥ずかしい商品だと判断されたのでしょうか?


2007年1月27日

37歳になってしまった。
これは自分にとってはかなり衝撃的な事なのである。何故かと云うと、わたくしの父の年齢が36歳だからだ。
…もちろん父の実年齢が36歳な訳はない。父はれっきとした64歳午年。そんな事は分かっているのだが、何故か頭のどこかで「父は36歳」というイメージが残っているのである。
おそらく、両親の年齢を初めて意識したのが、父が36歳の時だったからではないかと思うのだが(父36歳と云うとわたくしが9歳か。もっと早く意識しても良いのではないか?)
そんな訳で、長い間「父の年齢」だった36歳、これを越えてしまったのである。ああ恐ろしい。
そういえばこれまでにも、「越えてしまってショックな年齢」というのはいくつかあった。
最初のそれは12歳になった時。基準となったのは「ビッグマンモス」である。…解説すると、「ママと遊ぼうピンポンパン」に出演していた歌う少年集団ビッグマンモス(今で言うジャニーズJr.みたいなもんか)。これが、小学校を卒業すると同時に番組も卒業、と云うシステムがあったのだ。小学校卒業と云えば11歳。初めて見た時には、ずっとずっとお兄さんだったのに、これを越えてしまった時、「ああわたくしはビッグマンモスよりおねいさんになってしまったのね」と。別に中学生にもなってピンポンパンを見ていたという訳ではないが、ショッキングだったのには違いない。
続いての年齢は18歳。TVに出て来る高校球児が自分より年下になってしまった時。これもかなりショックだった。別の言い方をすれば、ドカベンの山田や岩木(高校野球編)よりも年上ということである。殿馬はともかく岩木より年上なのだ。ああ恐ろしい。
やがて20歳になるのだが、これはさして大した感慨もなく。しかし来たるべき「26歳」に怯える日々が続く。
26歳と云えば「マカロニほうれん荘」トシちゃん25歳のひざかた歳三さんの年齢を超えてしまうのだ。この時の衝撃たるや、自分が結婚したという事実よりも、ある意味大きかったかもしれない。
そして今回の「36歳越え」。
やがて、自分より若い総理大臣が出て来たり、ゆりかごより墓場の方がぐんと近づいて来たりするのだが、その先々で、基準となる年齢が迫り、それを越えるということが延々と続くのであろう。とりあえず次の区切りは、「きんどーさん越え」の41歳と云ったところか。


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