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2006年12月2日

『編み物をする羊』『湯に浸かる猿』『吠える鶏』、そして『走る犬』と続くシリーズ。そう、我らが星山理佳の季節がやってまいりました。お年玉付き年賀はがきです。
昨年は額面60円の「写真用年賀はがき」という、用途限定のはがきに使われて、このコーナーで文句をたれたところ、他にも同じ意見があったのか、今年はまた一般用はがきに星山理佳を使ってくれました。ありがとう郵政公社。
さて。来年の干支は「亥」であります。早速(といってももう発売から1ヶ月過ぎている)郵便局へはがきを買いに行きました。
それでは上から順に見て行きましょう。
まず50円の額面部分。
うり坊です。足下にあるのは瓜の花ですね。相変わらずベタです。しかも正月と何の関係もありません。
だがそこが良い。
次に消印部分の丸の中は、
……瓜です。
まるまるとした瓜です。
瓜ですね。
下に下がって、お年玉くじ番号の中央の絵柄は。
……うり坊と、ほぼ同じ大きさの、瓜です。
ちょっと冷静になってみましょう。
年賀はがきの絵柄モチーフの数。
うり坊2に対して瓜3。
瓜の勝ち。
しかも瓜は夏野菜。星山さん、そんなにまで瓜が描きたかったのでしょうか。
だがそこが良い。
のです。

……はやく年賀状の準備しなきゃ。


2006年12月8日

もしプロ野球界に「ダルビッシュ」姓の選手がもうひとりいたら、今の日本ハムのダルビッシュは『ダルビッシュ(有)』と表記されるのだろうか?

いえ、ただそれだけなんですけど。


2006年12月9日

ドラッグストア各位。

商品を袋詰めする際、生理用ナプキンを目隠し用紙袋に入れて頂けるのは結構なのですが、イチジク浣腸や痔疾薬をむき出しに入れるのはどういう事でしょうか。
早急な改善を願います。


2006年12月15日

独身時代にもらった古い年賀状を、思い切って処分しました。ちょうど干支1周前までのものです。
1枚1枚、反すうしながら手こぎシュレッダーにかけていきましたが、面白いのは、その当時の年賀状のほとんどが、プリントゴッコで刷られているということです。
かく言うわたくしもそうでした。年賀状だけでなく、クリスマスカード、暑中見舞いに至るまで、ご丁寧にがしゃんがしゃんと刷っていたものです。
そして今、いただく年賀状のほとんどが、パソコンとプリンタによる印刷です。
もちろんわたくしも。
どれが良い、どれが悪いという話ではありませんが、何か感慨深いものがあります。

さて、もう1周先の干支の年賀状は、どのようなものになるのでしょう。その時にまだ年賀状制度が残っていると仮定して。


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