物言い三昧<<<物言い一覧


2008年1月8日

手こぎシュレッダーのハンドルが、ついにぽっきり折れてしまった。すぐにアロンアルファで蘇生術を試みたが、くっついたとしても、回転する力に耐えうるものでは到底ない。
さようなら。6年半ありがとう。
としんみりしている場合ではないのである。
後継機である。
もはや同じ型の商品など店頭にはない。しかしわたくしの理想は6年前と何ら変わってはいないのである。
つまり、

理想その1:手動式であること

理想その2:場所を取らないこと

理想その3:2,000円以下であること

家庭用シュレッダーといえば大なり小なり、ダストボックス一体型のころんとした箱型のやつだが、こんなのでは置き場所に困ってしまうのである。
そこでふと考える。
家庭でシュレッダーにかける必要のある書類とは何か。ダイレクトメールの宛名、請求書の各種数字、その他個人情報などイケナイことが読み取れるものだ。
逆に言うと、その部分さえ抹消してしまえば、わざわざ書類全部をシュレッドしなくても良いのではないか。イケナイ部分だけを抜き取れば、あとは新聞紙と一緒にリサイクルに出せるではないか(広島市の場合)。ゴミ箱がシュレッダーダストでぎうぎうにならずに済むではないか。
これは素晴らしい。そういえば、そんなコンセプトの商品があるとネットで見たことがある。
おお。
早速東急ハンズへ。
向かった先は文具フロアのシュレッダーコーナー。
件の商品も置いてあった。外観はほとんどホチキスだが、紙を挟んでパッチンすると、直径5ミリくらいの穴が一度に何個か開いて、イケナイ部分を抜き取ってしまう、らしい。お値段は1500円弱。
ううむ。
素晴らしいのだが、こんなホチキスみたいな、しかも穴を開けるだけのものが1500円かあ。背に腹は代えられんがいやいや。
落ちついて他の商品も見てみる。
似たような形状のものの他に、ハサミの様な、いや、まんまハサミが複数。手に取ってみると刃が4枚、あるいはそれ以上ついていて、じゃきっと切るとまさにハンディシュレッダー。縦横に切れば紙吹雪も出来ちゃうよと、そんな事は書いていないが、つまりクロスカットも出来るらしい。1800円。
ううううむ。
クロスカットは魅力だが、これが居間に置いてあるとシザーハンズがいるようで落ちつかない気がする。やはりさっきの1500円のホチキスで決まりかなあと手に取って、はたと気づく。
穴を開けるのなら、昔からあるファイリング用の穴開けパンチでええじゃないか。
慌てて事務用品コーナーに移動し、2つ穴パンチを探していたわたくしの目に留まったのは、

1つ穴パンチ。

1つ穴パンチ←クリックで拡大。

ううわすんげえ原始的。
しかもそのフォルムは、国鉄の駅員さんが改札で切符をぺつんぺつんやってたハサミそのもの。
これはいい。
しかも安い。
お代を払い、今すぐぺつんぺつんしたい衝動を抑えて家に帰る。
そして試す。
ああこの無骨なアナログな感触がたまらん。

請求書携帯の請求書もこんな感じ。

素敵です。
ゴミ箱のふちにちょこんとかけておけるのもポイント高い。
これで好きな所をぺつんぺつんするのだ。
安いし、いい買い物だった。
いくらだったっけ。
レシートは、

レシート


お後がよろしい様で。


2008年1月18日

先日風水で有名な人が、
「トイレのふたを閉めると運が良くなってお金が入って来ます!その証拠に、お金持ちの家はみんなトイレのふたを閉めています!」
と言っていたが、お金持ちの家のトイレは多分高級ウォシュレットだから、ふたは勝手に閉まると思う。


<<<物言い一覧