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2012年10月12日

前回の物言いで、花粉症をどうにか出来たらノーベル賞とかいう話を書きましたところ、10月8日にいきなり山中伸弥教授がiPS細胞で医学生理学賞を受賞なさいましてかなりびっくりしてるところですけども、それとは全く関係のないある日。
肩のあたりを何となくカリカリ掻いておりましたら、何かが指に当たるのです。
おそらく毛だとは思うのですが、体毛というよりは何でしょうか、パッサパサな質感で、超ミクロなススキを触ってる感じなのです。
しばらく様子を見ましたが(見えませんが)、風呂で背中をガシガシ洗っても取れる様子はなく。ふと夫に「ここに何か生えていないだろうか?」と聞いてみたのです。
「何じゃこりゃ?」
カメラを持って来いと言うので自分のデジカメを渡し、マクロ撮影してもらったものがこちら。

毛


何じゃこりゃ?

5mmほどの長さの真っ白い毛が生えておるのです。
まあそのくらいなら比較的よくある事例だと思うのですが、その形態がおかしい。
先端が3本4本5本…とヤマタノオロチよろしく何股にも分かれていて、しかも1つの毛穴からすでに2本くらいに分かれて生えているではないですか。
そういえば。
かれこれもう10年以上にもなりますか、背中の同じ場所に1本だけ白い毛が生えておりました。しかも長い時は5〜6cmくらいはありました。細いのですがえらく丈夫で、引っ張ると抜けるどころか痛いのです。
どげな毛根なんじゃあ!と思っておりましたが、その後もおそらく抜けることなく、たまに何かの拍子で自然に切れて短くなったりはしましたが、気がついたらいつも細くて白い毛がふよふよと生えていたのです。
多分それですね。切れて伸びて切れて伸びてを繰り返すうち、何股にも分かれてしまったのでしょう。引っ張るとやはり痛いので、今後も抜けずにここに生え続けるつもりかと思われます。
こういう白い毛ってよく「白毫」に喩えられて、縁起物だから抜かないようにと言われますが、何せ引っ張ると痛いですからね。もしこいつが抜けてしまった時には何が起こるのでしょうか、そのくらい何だか禍々しいモノを感じてしまってちょっと怖いので、抜けてほしくはないですね。
頑張れ毛。


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