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2008年11月1日

携帯電話の機種変更は、購入後2年を越えると最安値になる、らしい(よく知らない)。
今使っている携帯は、2年前の11月19日に購入しているので、今月で丸2年だ。
ソフトバンクの孫のせいで第2世代携帯はこんな事になるし、どうせ機種変するなら少しでも安くしようと、今月まで待っていたわけである。
11月1日。ちょうどわたくしも夫も、午前中の時間が空いていたので、ささっとショップに行って、人生初の機種変とやらをしてやろう、と思っていた。が、思う所あり念のため、ソフトバンクのwebサイトで現在の契約状況を確認してみたところ、

2008年11月01日現在
■利用期間起算日 2006年11月19日
■本日までのご利用期間 1年11ヶ月

ありゃ?
まだ2年になってない。
契約期間て、月じゃなくて日で換算するの?
ありゃりゃ。
今機種変したら高くなっちゃうじゃないのさ。あぶねー。良かった確認しといて。

てなわけで、人生初の「機種変できるかな」は、今月の後半に持ち越されることとあいなったのであった。
なーんだ。今月半ばに温泉旅行に行くから、それに持って行けると思ったのに。…まあでも旅行先で多分携帯要らんし、山陰の山奥だから、携帯があっても電波が入るかなって問題があれなんだけども。

ところで何?よく知らないんだけど、世の人たちは自分の携帯の契約日を把握して、賢く機種変してるの?
それとも値段にこだわらず、欲しい機種が出たら替えちゃうの?
ますますついてゆけないこの国のしくみ。


2008年11月20日

というわけで、丸2年経過するのを待って夫とソフトバンクショップへ。
向かった先はこの時にもお世話になったお店。店の床面積はとても狭いのだが、いつ通りがかってもお客が何か契約していたりする。商品の回転数も早そうだが、その割にかなり前の機種も置いてあって、何より店員の雰囲気がとても良いのだ。
ところでそのソフトバンク。
今年の夏に発売された機種は「全機種ワンセグ付き!」というイカれたラインナップで、
「そんなん要るかボゲエ!」
という内容をやんわりと翻訳した抗議文をソフトバンクに送信したものだが、そう考えていたのはわたくしだけではなかったらしく、その後の秋冬モデルは、ワンセグなしの(それでもシンプルにはほど遠い)機種がちらほら出て来た。
夫が選んだのはそんな最新機種のひとつ。
しかしわたくしのお目当てはそんなところにはない。
わたくしのお目当ては今年4月に発売され、ショップによっては既に在庫切れのこれ。
     
     ↓
 みっひー携帯みっひー!!!

…考えてみれば、ボーダフォンの時代にジェイフォンの携帯、ソフトバンクに変わった頃にボーダフォンの携帯と、別に狙っている訳ではなく、自分が公式サイトやメーカーサイト、カタログなどで機能を吟味し、納得が出来た機種がたまたま古くなっていただけのハナシで。
まあ、最新機種に全く興味が湧かない、といった事も事実ではあるが。

さて、カウンターでおねいさんから料金体系の説明を受け、古い携帯からデータを移植してもらう。
実は今回の2G→3Gへの変更は、正確に云うと機種変更ではなくて契約変更となるらしく、何が違うかというと約2千円の事務手数料などと云うものが別途かかってしまうという点だ。これについても、
「そっちが勝手に2G終了するくせに金取るんかボゲエ!」
という内容をやんわりと翻訳した抗議文をソフトバンクに送信したのだが、
「ご理解下さい」
という旨の返事が来て終わり。そのことを、カウンターのおねいさんにもねちねちと言ってみたのだが、もちろんそれが通る事もなく。
「申し訳ございません。この次に機種変する時にはお金かかりませんから」
って、いや、次なんてもうええし。

新機種への切り替えに若干時間がかかるため、わたくしは一旦職場へ。その後の休憩時間に再度ショップへ向かって、出来上がったみっひー携帯を受け取り、夜まで仕事をこなしてから家路についたのであった。
早速わくわくしながら箱を開ける。コラボ携帯のおまけとして、エコバッグはまだしもオカリナは何の為だ?
吹くのか?
とか突っ込みを入れながら、旧機種から新機種へ、ストラップの引き継ぎを行う。

新旧このしましまがきれいだったのになあ。

初の3G。思っていた以上に要らん機能が満載で、何かしようとすると、すぐにWebにつなごうと待ち構えている感じ。
驚いたのが、オリジナルの着メロを作るのと、決まった時刻に電源をON/OFFするという、我々にとって不可欠な機能がなくなっている点だ。
「今時自分で着メロ打つやつなんていねーって」
「いちいち電源切るの?ばっかじゃねーの?」
とでも言われている様である。
腹立つので、自分が使わないと思われるアプリケーションを片っ端から削除してみる。

そういえば今日はえびす講の最終日だったっけ。
窓の外はもうすっかり冬なのであった。

やさぐれるけっ。


2008年11月28日

いわゆる『耐震偽装問題』がかまびすしかった頃。
その影響で、住んでいたマンションから強制退去させられた方々をニュースで見るにつけ、
 「悪い事をした訳じゃないのに出て行かなきゃいけないなんて、酷い話だなあ」と思っていました。思ってはおりましたが、それはあくまでもTVの中のお話。自分には関係のない話だと思っていたのも事実でした。

『姉歯建築士』と打とうとして“あねはけんちくし”を変換したら『姉は建築士』と出ちゃって、そっと萌えてる御仁もいるんだろうな、でも来年の今頃は、何の事だか分かんないんだろうな、とか思うもうすぐ師走。


などと、今見れば不謹慎きわまりない物言いを書いたのが2005年11月27日。それからほぼ3年後の11月22日、このような書面が郵便受けに投函されていたのです。

契約解除※クリックで拡大


「契約解除」「解体」の文字が心臓にずばずば刺さります。
最上階のわたくしの部屋では気が付かなかったのですが、下の階での漏水被害は相当なものがあったようです。
思い返してみれば、2000年1月にここに引っ越して最初のお洗濯をした途端、階下のご家族から水漏れの指摘がありました。その時は洗濯機置場の排水管のずれが原因で、すぐに解決はしましたが、同様の被害があちこちで頻繁に起きていたのでしょう。うちは漏水被害こそありませんでしたが、そういえば2年前の夏、おうちに帰ったら天井の一部が落ちていたと云うことがありましたし、2001年の芸予地震でゆがみが出たのか、玄関ドアが閉まりにくくなるということもありました。
なんだ、結構被害受けてんじゃん。と膝を叩いている場合ではないのです。次のおうちを探さなければならないのです。
通達によると、退去期限は来年6月末で、それまでに退去すれば敷金は全額返還とあり、暖かくなってからお部屋探しをしても十分間にあう、
と思っていた11月26日、管理会社から引き続きこのようなものが。

早期退去


前回の通達以降も漏水被害が発生し、予想以上に事態は深刻であると。結局6月末だった退去期限が一気に3月末へと短縮。
どんなボロアパートに住んでたんだよと、苦笑するしかありません。
ここに引っ越したのが1月。寒くて寒くてえらいこっちゃだったのですが、またしても寒い時期のお引っ越しを強いられる訳ですね。
はう。
今更愚痴っても始まらない。年末年始にかけてお部屋探しをしなければいけません。
いいお部屋が見つかるといいな。まあ、何とかなるよねみっひー。


やさぐれる……知らんがな。

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